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一口法話


幽霊とお化けの違い(茶筅供養から)

投稿日:2006年09月08日

枕返しの幽霊 当大雄寺には有名な「枕返しの幽霊」の掛軸が保存されています。
この絵は、足がなく八方睨みの老女で江戸時代から残される珍しい掛軸である。
この絵を掛けてその前で床につき寝ていると、翌朝には反対向きになってしまう、枕が返されると言う不思議な怖い幽霊の絵です。

私たちが今生きているということは、両親からご先祖からしっかりと受け継ぎ受け継がれてきた大切な尊い生命をいただいて生きているのです。
ちょうど、駅伝マラソンと同様に生命というタスキをずーと前からバトンタッチされてきた生命、この生命を未練なく、とことん生きぬいてご先祖の代表者として生きているのです。
しかし、この生命を不幸にも無念さと未練を残し死を迎えてしまったならば、幽霊としてこの世に出現する。これが幽霊である。

一方、お化けは、人間が生きていくのゆえに作られた物や製品がとことん使い果たされ、私たち人間の心の中に報恩感謝をもって処理されるならば、化けて出てくることはないという。
物を粗末に使い、捨てることによって後で化けて出てくる。これがお化けである。

 

茶筅供養の風景 ところで、先日茶筅供養の法要が大雄寺で行なわれた。
東京在住の裏千家、茶道作家三田富子先生と他36名のお茶の先生方が訪れました。
この茶筅供養は、平成2年10月8日に茶筅塚建立開眼を機に毎年行われ、今年で11回を数えます。
この法要は、慣れ親しんで、お世話になった茶筅をお焚き上げ供養する報恩感謝の儀式であります。
この茶筅供養から、道具の大切さや使え果たされた道具への感謝をより深めることでもある。

 

茶筅供養の けむりに み佛在します 三田富子
大雄寺住職 倉澤良裕 記す


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