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一口法話


円満

投稿日:2010年02月26日

円満とは、月が満ちて円くなるように、人の心も満ちて円くなることをいいます。
自らも仏となり、衆生もまた仏となることを円満するといいます。私たちもそれぞれ円満な人格を備えたいものです。

黒羽藩主 大関家 家紋 柊囲沢瀉(ひいらぎかこみおもだか)ところで、黒羽藩主大関氏の家紋をご存知でしょうか。
柊囲み沢瀉(ひいらぎかこみおもだか/または、大関沢瀉)といい、黒羽藩主第19代大関土佐守高増公が定めました。従来の紋(抱き柊…柊の葉2枚抱き合わせ)の中に母方の水野家の沢瀉(おもだか)を加えました。柊の葉一枚に8つの尖ったトゲがあり、二枚で16コ、このトゲで囲んだ雁木丸が柊囲み沢瀉です。

19代大関土佐守高増の母は、水戸藩水野重仲の養女(シャン姫)で、第18代大関政増公の妻であります。(大雄寺にシャン姫木像や膳などが保存されています。)この家紋は、大関家の菩提寺である大雄寺の寺紋でもあります。

柊柊は古来より「魔よけ」の意味として知られています。「角に柊」とか、節分行事でメザシの頭を柊の枝に刺して玄関に飾るなどの風習があります。
大雄寺の本堂前に柊の古木があります。これをよく見ると、古い枝につく葉は、トゲが無く円い。新しい枝につく葉は、鋭く尖っています。
そして、中年の枝につく葉は、ところどころ円いのと尖ったところとが混ざっています。柊の葉は、私たち人間の生き方を教えてくれていると思います。

「人間若いうちは、鋭くトゲを出しても、年齢とともに円くなる」
老いて柊の葉のように心も円く円く。

心静かに「右手 仏、左手 衆生と合わす手の 内ぞゆかしき南無のひと声」



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