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一口法話


「老心」感想

投稿日:2006年08月14日

●H(学生)より

 近年小中学生や高校生の「孤食」が問題になってきています。孤食が、子供に与える影響は計り知れないものがあり、それは身体的精神的に悪い影響を与えるものであります。

 「老心は父母の心なり」と示された道元禅師の教訓に私は深く共感します。

 さて、服部栄養専門学校長の服部幸應氏は、従来からの学校教育目標の3本柱(知・徳・体育)に食育を加えたらどうかという提案をされています。これは、今の子供たちを取り巻く食環境の悪化を受けてのことでありますが、飽食の時代と言われて久しい現在、実は他方貧しい食生活であるという指摘であります。都市部では、特にこの傾向が強く、祖父母との別居、両親共稼ぎがこれに大きく関わっています。これに関しては倉澤住職の示された「下農は雑草をつくり、中農は作物をつくり、上農は土をつくる」と言うがこの事をよく表しているものと思います。すなわち、マイホームを持ちたい、子供を有名私大の付属校に入学させ、楽しく上級学校に上げてやりたい等の声をよく聞くことがありますが、当然ながらこれらにはお金が沢山かかります。そのために、金銭万能主義を信じ込んで周りの家と競い合ったり、学校名で競い合ったりする親たちが少なからずいることは本当に残念でなりません。

 最近特に世の矛盾で気になったことは、きちんとした鉛筆の持ち方を家庭で教わることなく、偏差値の高い学校に入るために塾通いを強いられている子供たちを見ると家庭の果たす役割の重大さに改めて身につまされる思いがします。

 とにかく、まずこうした基本的な重要事項が出来てこそと私は思います。住職の言われるとおり、「しいはいけない」と「しない」は異質のものなのです。人に迷惑をかけず、人を助けることで自分も助かるのだという精神こそ大切であると私は思います。皆で共に仏の悟りを成就しようとする大乗仏教が日本の本流であり、誠の教えと思い先人達は生活してきたのだと思います。

 倉澤住職が言われるように、人は生まれながら善人であります。善人が他の人を傷つけたり、殺生したりするのは自然なことではありません。是非とも人間が人間らしく仏心を持って自然に生きられるように、人間教育を家庭、学校、地域社会が協力し合って行うのが理想であり、これからの教育だと考えております。

●警察署生活安全課通信

立春大吉

 黒羽町大雄寺というと「牡丹」という程度の知識しかなかった。この見出しと写真で「立派な住職さんが居られるんだ」と、読んでみて49歳、「若い人なんだ」と感激、読み終わって「さすが住職さん良いことおっしゃる」、それに言うだけでなく百部ほど無料配布と「健全育成のため実践もする」これには感動である。

 そこで「無料か、それでは」と、黒羽署へ電話してみた。ここでまた感激である。もちろん黒羽署では、住職さんのこと、このような活動のことは百も承知、警察活動にも協力を得ていると。が、この記事を見て、早速、朝一で警察官を訪問させ、受賞の祝意、新聞を見て署員一同が感激と、さらに、少年の心の貧しさが非行の原因にも引き続きのご支援をとお願いしてきた、というのである。もちろん住職さんが警察官の思わぬ訪問に大きな感激をされ、今後の支援はもとより、警察の信頼も倍増したことは間違いない。見識高く知識も広く心の素晴らしく豊かな住職さんを感動させ、さらに心を豊かにさせた黒羽署の、この手際の良い配慮に驚き感激したのである。

「心が届くとうれしい。心が動くともっとうれしい。」ものなんです。住職さんが、警察官の心づかいある地域活動と、その時の感激を、多くの大人に、もっと多くの子供達にも語ってくれるかも知れない。そして警察への信頼の輪が大きく広がるかも。そんな期待が湧いてきて心がうきうきしてきた。それに感激した住職さんから冊子の贈呈を受けたので、編集局にも送付してくれるとのこと。今日は文字通り立春大吉となった。

大雄寺住職 倉澤良裕 記す


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